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東京外科クリニック|外科 そけいヘルニア(脱腸)日帰り手術

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東京外科クリニック 看護主任 インタビュー

150万人強いるとされる看護師のうち、全国にたった500名ほどしかいない、「手術看護認定看護師」の資格を持つ看護師。
東京外科クリニックにはその資格を保有する看護主任がおり、資格取得の経緯や日々の仕事での注意点などに関しインタビューを行いました。

手術看護認定看護師とはどのような資格ですか?

特定の看護分野において、高い水準の看護実践ができる看護師に認定される資格です。
私は手術に特化した「手術看護認定看護師」ですが、他にも緩和、救急、ガンなど様々な分野の認定資格があります。
資格を取るには、看護師免許と、5年以上の実務経験があることが前提。「認定看護師教育センター」という施設で半年間講義と実習を積んで、その後の試験に合格すると認定という流れです。1年に1度の試験で合格者は30名ほどなので、狭き門と言われている資格です。

看護師150万人強のうち、全国で500名強(東京では50名)と非常に少数の方しかお持ちでない資格なのですね。
資格取得にはどのようなことが必要なのですか?

認定看護師の大きな役割として、『実践・指導・相談』という大きな三本柱があります。看護実践ができる知識や技術はもちろんですが、同じ看護師に指導をしたり、相談を受けたりという立場が多くなるので、看護師としての経験はある程度求められますね。

半年間の実習では、講義のほか、特定の病院で3週間実践を行います。
「自分がこの病院の認定看護師だったらどのように役割を発揮したいか?」ということを想像しながら、実際にスタッフの相談や指導に当たります。その中で、患者さんやスタッフ、その病院自体に足りていないものは何なのか、良くするためにはどうしたらいいのか、ということを考え、勉強会を企画したり、看護計画を立てたりもしていました。自発的に考えて、それを行動に起こせる力は大切だと思います。

また、資格維持には5年ごとの更新が必要で、更新にはレポートの提出や実践2000日以上などの条件があります。一度資格を取れば終わりというわけではないので、日々スキルアップが必要ですね。

「手術看護認定看護師」を取得された経緯をお聞かせください

東京外科クリニックに来る前、10年程ほど別の大きな手術室に勤務していました。
経験を積むにつれて後輩を指導する役割も増えてきて、そんな時に、「なぜそうなるか」の「なぜ」を教えなくてはならないという壁にぶつかったんです。
自分もそうなのですが、何かを教わる時に、「なぜそうなるのか」という根拠をはっきり示されないと、人ってなかなか理解できないと思うんです。人に指導したり何かを伝えたりするためには、自分に深い理解が必要なのだと実感しました。それが認定看護師の資格を取ろうと思ったきっかけですね。

看護師になろうと思ったきっかけをお聞かせください

実は私は、中学生の頃から看護師になろうと決めていたんです。
小さい頃から漠然と、人と深く関わることのできる仕事がしたい、と思っていました。私の叔母が看護師で、最初は彼女への憧れから看護の仕事に興味を持ち始めて。
それで看護師の仕事を調べれば調べるほど、まさに私がしたい「人と濃密に関わることができる仕事」はこれだ、と確信するようになりました。
患者さんの生活から性格面まで、様々な角度からその人の人生に触れ、関わり合っていく。そんな職業に魅力を感じ、看護師を目指すようになりました。

東京外科クリニックでは鼠径ヘルニアを中心に様々な日帰り手術を行なっておられますが、「手術看護認定看護師」として日々どのようなことに注意していますか?

患者さんにとっては、「安全に手術を受けて帰る」ということが一番だと思うので、認定看護師として、まずは安全管理を第一に考えています。そのためのシステム作りには力を入れていますね。
また、患者さんにとっては安全だけでなく快適かどうかというのも大切なことなので、手術中の患者さんの体位などにも注意しています。体に負担のかからない関節の角度など、専門知識として身に付けていることを活かして、安全かつ快適に手術を終えられるよう気を配っています。

それから、病院では、患者さんをはじめ、そのご家族、医師、看護婦、事務、補助…と、様々な立場の方がいます。その間に立って、色々なことが上手く回るように調整する、というのも看護師の一つの役割だと私は考えているんです。患者さんに最良の医療を提供できるよう、それぞれの立ち位置や思いをできるだけ汲み取って、マネジメントができるような看護師でありたいなと思っています。

安全管理ではどのような取り組みをされていますか?

体内遺残(ガーゼや針などの異物を体内に残してしまうこと)を絶対になくすこと、そのための仕組みづくりを徹底しています。
例えば、手術終了前に必ず器材やガーゼのカウントチェックをするなど、基本的なところから一貫して確認するようにしていますね。

患者誤認(患者さんを取り違えてしまうこと)の対策も行っています。体内遺残と同様決してあってはならないことなのですが、注意を怠れば起こり得てしまう事例です。
こちらに対しては、私が着任してから発案した「手術当日問診」というシステムを導入しています。手術直前に、基本的な本人確認のほか、今日の手術の部位はどこか、注意してほしいことや希望はあるかなど、患者さんの要望を問診票に記入してもらい、医師に確認してもらってから手術に臨むという流れを作っています。

また、毎日どんな細かいことでも詳細に業務日誌をつけるというのも安全管理のひとつですね。
例えばモニターなど機械の不具合ひとつとっても、アクシデントに繋がることはあり得ます。危険に繋がるどんな小さな因子も逃さないよう、日々記録をつけて、何かあればその都度対応するといった管理をしています。

認定看護師として、様々なお仕事をされているんですね

安全管理をはじめ、病院内での仕組みづくりなども、医師と一緒に考えさせてもらっています。
規模の大きい病院にいた頃は、「何かを変える」ということにすごく時間がかかるという印象でした。良くするために変革したいと思うことがあっても、なかなか実現できないというジレンマがあって。
その点、今は院長ともすぐ話せる状況にあるので、相談すればいい方向にすぐに転換できるのがとても良いところだと思います。患者さんの意見なども取り入れやすいですし、自分自身のモチベーションにもなりますね。

今後の目標を教えてください

安全と快適性をしっかり意識しつつ、手術件数はどんどん増やしていければいいなと思っています。
また、将来病院が大きくなっていくことを考えて、看護部では自分の後任を育てるというのも目標ですね。この病院に入ってくれた看護師の方が、私の姿を見て「自分も認定看護師を目指そう」と思ってくれたらとても嬉しいです。

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