コラム/ columns

鼠径ヘルニア日帰り手術のメリット・デメリット

2019/09/24

鼠径ヘルニア(脱腸)の手術において日帰り手術のメリットとデメリットをご説明いたします。

 

メリット

①入院手術と比較してトータルの費用を抑えることができる

日帰りで手術をすることで、入院費用がかからないため、その分費用を抑えることができます。

 

②時間的な縮減

術後1時間程度でお帰りいただけるため、入院に比べて短い時間で社会復帰ができます。
また、当院では、初診から手術前検査の結果説明まで、1回の受診で済んでしまいます。
一般的な病院であれば、検査の結果説明までに3回程度受診する場合が多いです。

 

 

デメリット

①患者さまの状態によって日帰り手術を実施できないケースがまれにある

手術後の厳重な経過観察が必要である、心臓機能や呼吸機能等に問題がある方は日帰り手術を実施することが難しい場合があります。
しかし、日帰り手術が実施可能かどうかを当院で検査することができますので、一度ご相談いただければと思います。
日帰り手術が難しい場合は入院手術が可能な医療機関を紹介いたします。

 

②術後ご自宅でトラブルがあった際、即座に対応することができない

入院手術であれば看護師や医師が何かあれば即座に対応することができますが、自宅では即座に対応することはできません。
しかし、当院ではこれまで数多くの鼠径ヘルニア日帰り手術を実施してきましたが、深刻なトラブルに陥った例はありません。
また、当院では安心して鼠径ヘルニア日帰り手術を受けていただくために、手術を受けた患者様専用の24時間体制で対応可能なお電話をご利用いただけます。

 

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■文責
医療法人社団博施会理事長 大橋 直樹
(日本外科学会認定外科専門医)

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〇当院の鼠径ヘルニア日帰り手術に関してマンガを作成いたしましたので、是非こちらもご覧ください!!

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