当院について/ about
東京外科クリニックは、
20年以上にわたり鼠径ヘルニア手術に
携わってきた院長が代表を務めています。
腹腔鏡によるキズの小さい手術を日帰り
で可能としました。
どんな症例でもお気軽にご相談ください。
当院には開院以来変わらない
“5つのこだわり”があります。
※こだわりを詳しく知りたい方は、各文章をクリックしてください。
当院の特徴
ー初診は全例院長が診察し責任をもって診断いたしますー
01 痛み対策
⼿術は全⾝⿇酔で⾏い、⼿術中は痛みはありません。
また、⼿術中に局所⿇酔薬の注⼊もしくは硬膜外⿇酔にて適切な鎮痛法を⾏うことで、⼿術後の痛みを緩和します。
⿏径ヘルニア⽇帰り⼿術の専⾨知識と実績のある⿇酔科医が、⼿術⽅法や⿇酔の範囲について、それぞれ患者さまと相談した上で決定しています。
これらの痛み対策により、ほとんどの患者さまが術後1時間程度で、ご⾃⾝の⾜で帰宅するのに⽀障のない⽔準が保たれています。
02 傷の小さい腹腔鏡手術
当院の腹腔鏡⼿術(内視鏡⼿術)では、5mm〜3mmの器具を使っていますので、傷が⼩さく⽬⽴ちません。
また、⼿術による痛みが軽減できるというのも⼤きな特徴です。
▼ 腹腔鏡⼿術による傷の例
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- 手術直後
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- 術後3週間
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鼠径ヘルニア手術内容
全⾝⿇酔をかけ、腹部に3カ所⽳を開ける。
そのうち⼀つから細いカメラを⼊れ、腹内をモニターに映し出しながら、メッシュを⼊れて病変部分の周りの膜の処置をした後に縫合。
リスクや副作用
出血、血腫、漿液腫、感染、消化管損傷・穿孔、腸閉塞、膀胱損傷、急性疼痛・慢性疼痛、再発など。
費用
¥80,000程度(健康保険3割負担 / 高額療養費制度をご利用いただいた場合)
03 機材・材料
安全な⼿術を⾏うために必要不可⽋となる、機材・材料にもこだわっています。
中でも、当院が独⾃で発明した「プログリップ収容体」は、特許を取得しています。
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特許を取得したプログリップ収容体
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日本ヘルニア学会でも推奨されている
ライトウエイトメッシュ -
⾼性能⿇酔器
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⾼画質な腹腔鏡(内視鏡)システム
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⾼周波⼿術装置「THUNDERBEAT」
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ウォッシャーディスインフェクター
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⾼圧蒸気滅菌器「オートクレーブ」
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ガス滅菌器
院長あいさつ
⽇帰り⼿術が当たり前の時代を創る
⽇帰り⼿術が当たり前の時代を創る
東京外科クリニックは現在の東京外科グループの第⼀院として2015年、東京都千代⽥区に誕⽣いたしました。
消化器外科医としてあらゆる⼿術にチャレンジしていく中で出会った腹腔鏡下⿏径ヘルニア修復術を、⾃⾝のライフワークと直感し、職務に邁進してまいりました。
事故や合併症の不安がとりまく現代の医療において、どうしたら安全かつ快適な治療が提供できるか、そればかりを考えながら、傷の⼩さい腹腔鏡⼿術の研鑽を重ねました。
技術が安定していれば⽇帰りすることができると確信した頃、時同じくして⽇帰り⿇酔の⽇本⼀を⽬指す⿇酔科医と出会い、⽇帰り⼿術専⾨クリニックを創設するに⾄りました。
⼿術看護認定看護師も迎え、三位⼀体で取り組み、⽇帰りの腹腔鏡下⿏径ヘルニア修復術が当たり前の時代を創るべく研鑽を続けております。

東京外科クリニック院長⼤橋 直樹
⽇本外科学会認定外科専⾨医
たゆまぬ努⼒、この医療の本当の姿と最善の医療を伝えたい
それから8年⽬となり、当院の累積症例数は3,500例を超え、まだ普及して間もないこの術式(腹腔鏡×日帰り)において相当な経験値となりました。
グループの治療成績は2020年に科学論⽂として⽇本臨床外科学会の機関誌に掲載され優秀論⽂賞を受賞しました。
⼿術に必要な発明品「プログリップ収容体」も特許を取得し、科学論⽂として上梓され、私たちの⾼い専⾨性が証明されました。
絶対に失敗できない、⼀度きりの⼿術にかける思い
それから2年余。
東京外科グループはおかげさまで、東京・埼⽟・茨城で3院体制となり、さらなる質的向上に努めています。
今やっていて思うことは、ヘルニア治療学はこれだけたくさんやっても、奥が深く、いまだに学ぶことがあるということです。
AIやロボットの⼒を借りる時代ではありますが、⼿術中のリアルタイムの判断だけは医師が⾃らの経験と倫理観をもって⾏わなければいけません。
私たちは関連学会・研究会と協働で⽇帰り⼿術の質の担保と普及の両⽴に努めています。
地方で同様のクリニックが開院する際もお手伝いをしてきました。
その⼀⽅で、利益ばかりを優先するクリニックが増え、患者さまが安全な⽇帰り⼿術を安⼼して受けられる環境が脅かされてきている現実にも憂慮しています。
当院も患者さまには、内装・設備・⽴地等分かりやすい魅⼒をお伝えすることもさることながら、最も⼤切なのは医療の質、外科医・⿇酔科医・看護師の⼒と考えます。
皆さまの受診を⼼よりお待ちしております。
経歴
- 2003年
- ⽇本医科⼤学卒業
同年医師国家試験合格、医籍登録
- 2006年
- 慶應義塾⼤学医学部外科学教室助教(2006年4⽉〜2010年3⽉)
⽇本外科学会認定外科専⾨医を取得
- 2013年
- ⽇本ヘルニア学会定期学術集会でパネルディスカッションに登壇
腹腔鏡下(内視鏡下)ヘルニア⼿術の研修医向けトレーニングプログラム考案
術式の安全性向上に努めている
上尾中央医科グループ 外科副部⻑就任
- 2014年
- ⽇本内視鏡外科学会総会シンポジストとして採択される
- 2015年
- 東京外科クリニック開院
東京外科クリニック鼠径ヘルニア⽇帰り⼿術⻑に就任
⽇本ヘルニア学会学術集会上級演題に採択(ビデオシンポジウム)
⽇本内視鏡外科学会総会上級演題に採択(パネルディスカッション)
- 2016年
- ⼩児外科医、乳腺外科医を招聘 東京外科クリニックを⽇帰り⼿術の複合施設として発展させる
ヘルニア道場オンライン開設 全国のヘルニア⼿術専⾨家の情報交換を可能とした乳腺外科および⼩児外科の専⾨
家が参画し、総合的な⽇帰り⼿術の施設として発展
東京都に医療法⼈社団設⽴申請
- 2017年
- 東京外科クリニックにおける成⼈⿏径ヘルニア⽇帰り⼿術症例500例達成
ラッププログリップに関するセミナーにて招請講演(⽇本ヘルニア学会)
メッシュ挿⼊法「LPGスマートインサーション」について特許出願済
⼤腸外科が参画
- 2018年
- スキンリファインクリニック院⻑ 橋本聡医師らとともにキッズドクター体験を開校
社団の活動が医療経営者向け情報誌「ばんぶう」に掲載
東京外科クリニック累積⼿術症例1,500件
- 2019年
- ⼿術⽤発明品の特許取得(内視鏡外科⼿術に使⽤する腹腔内挿⼊部材およびその封⼊体)
社団の活動がTKC医業経営情報3⽉号に掲載
社団の活動が医療経営者向け情報誌「ばんぶう」に掲載
千葉テレビ「未来をつくるこどもクリニック」出演
- 2020年
- 原著論⽂「5mmの創で⾏うプログリップメッシュを⽤いたTAPP法」が⽇本外科系連合学会誌に収載
原著論⽂「腹腔鏡下⿏径ヘルニア修復術(TAPP法)による⽇帰り⼿術の短期成績」が⽇本臨床外科学会雑誌に収載さ
れ、同年の優秀論⽂賞受賞
- 2021年
- ⽇帰り⼿術研究会発起⼈(その後、研究会を財団法⼈いきいきねっと分科会に移管し多賀⾕信美医師を代表世話⼈
に招聘)
順天堂⼤学消化器外科学講座にて特別講演
9⽉ ⽇帰り⼿術症例2,701例
東京外科グループ代表に就任
- 2022年
- 東京医科大学 消化器・小児外科学講師
指導医・専⾨医・認定医資格
- 日本外科学会認定外科専門医
- 全日本病院協会認定臨床研修指導医
修了済み研修コース
- 初期臨床研修
- 日本外傷診療研究機構JATECコース
- 日本緩和医療学会PEACEプロジェクト
- 慶應義塾大学医学部外科専修医コース
所属学会
- 日本外科学会
- 日本内視鏡外科学会
- 日本ヘルニア学会
- 日本消化器外科学会
- 日本消化器内視鏡学会
- 日本臨床外科学会
その他団体・組織
- 日本腹腔鏡下ヘルニア手術手技研究会施設登録者
- ヘルニア道場オンライン東京事務局代表
- National Clinical Database施設会員
- 神田医師会正会員
- 慶應義塾大学医学部三四会正会員
- メディカルリーダーズTAPP白熱教室講師
- 日本短期滞在外科手術研究会
- 東京メディカル・スポーツ専門学校非常勤講師(外科学)
ドクター紹介
東京外科クリニックは、腹腔鏡下⿏径ヘルニア修復術という⾼度な術式を⾏うための⼗分な技量が備わっているかに加え、医学知識
向上への姿勢、それを活かす応⽤⼒や安全管理など、当院独⾃の厳しい採⽤基準をクリアした医師のみで構成されています。
その中でも、当院が最も⼤切にしていることは、患者さまにしっかりと寄り添うことができるかどうかの献⾝⼒です。
専⾨知識と技量を持った外科医が“あたたかな医療”をお届けしています。

星野 明弘 医師 Hoshino Akihiro
星野 明弘 医師 Hoshino Akihiro
メッセージ
⿏径ヘルニアは基本的に良性の疾患ですが、放置すると⼤きくなって⽇常⽣活に⽀障をきたしたり、悪化して命に関わったりという可能性もあります。
⼀度の⼿術できちんと治りますので、ぜひ私たちにお任せください。
また、⿏径ヘルニアの原因は諸説ありますが、⽼若男⼥だれでも発症して不思議ではありません。
当クリニックなら⼿術をしてもその⽇に帰れますので、忙しい⼈も安⼼していらしてください。
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主な経歴
- 2003年
- 東京慈恵会医科⼤学 卒業
同年NTT東⽇本関東病院
- 2008年
- 東京医科⻭科⼤学消化管外科 ⼊局
- 2015年
- 東京医科⻭科⼤学消化管外科 助教
- 2022年
- 東京医科大学消化器・小児外科学 講師
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認定資格
- ⽇本外科学会専⾨医・指導医
- ⽇本消化器外科学会専⾨医・指導医
- ⽇本⾷道学会⾷道科認定医・専⾨医
- ⽇本気管⾷道科学会専⾨医
- ⽇本消化器病学会専⾨医・指導医
- ⽇本消化器内視鏡学会専⾨医・指導医
- ⽇本消化管学会胃腸科専⾨医・指導医
- ⽇本ロボット外科学会 Robo-Doc Pilot(専⾨医)
- ⽇本がん治療認定医機構認定医
- 消化器がん外科治療認定医
- ⽇本内視鏡外科学会技術認定医
- ロボット⽀援⼿術認定プロクター
- ロボット⼿術(da Vinci)certificate取得(術者)
- 臨床研修指導医(厚⽣労働省)
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その他
東京ヘルニアアカデミー 世話⼈
Best Doctors in Japan 2022-2023 に選出

松下 公治 医師 Matsushita Kohji
松下 公治 医師 Matsushita Kohji
メッセージ
⿏径ヘルニアは、実は悩みながら放置していたという患者さまが多い病気です。
恥ずかしいものではないかと遠慮していたり、⽣活に⽀障がないから放っておいたりという⽅もいます。
通常は緊急性の⾼い病気ではありませんが、稀に「嵌頓(かんとん)」といって、腸がはまり込んで締め付けられてしまい、戻らなくなってしまうことがあります。
腸に⽳が開いて命に関わることもあるので、⼼配事がある⽅はぜひ気軽にご相談にいらしてください。
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主な経歴
- 2004年
- 宮崎⼤学医学部 卒業
- 2004年
- 横須賀市⽴うわまち病院
- 2006年
- ⻄吾妻福祉病院
- 2008年
- Oregon Health & Science University
短期留学
同年東京北医療センター
- 2010年
- ⾃治医科⼤学附属さいたま医療センター 助教
- 2013年
- 練⾺光が丘病院
- 2015年
- イムス三芳総合病院 腹腔鏡ヘルニアセンター⻑
- 2017年
- 東京外科クリニック 特任院⻑ (兼務)
- 2018年
- 板橋中央総合病院 ⿏径ヘルニア統括医師
- 2021年
- いきいきねっと 理事(兼務)
- 2022年
- 埼⽟外科クリニック 院⻑
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認定資格
- ⽇本外科学会 外科専⾨医
- ⽇本消化器外科学会 消化器外科専⾨医、消化器がん外科治療認定医
- ⽇本内視鏡外科学会 技術認定医(ヘルニア)、評議員
- ⽇本腹部救急医学会 腹部救急認定医
- ⽇本がん治療認定医機構 がん治療認定医
- 厚⽣労働省 臨床研修指導医
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その他
- ⽇本⽇帰り⼿術研究会 理事
- 東京ヘルニアアカデミー 世話⼈
- ⽇本ヘルニア内視鏡外科⼿術⼿技研究会
- ⽇本短期滞在外科⼿術研究会
- Intuitive surgical ダビンチコンソールサージャンライセンス
- ⽇本ACLS協会 BLSプロバイダー、ACLSプロバイダー、ACLS-EPプロバイダー
- Society of Critical Care Medicine FCCSプロバイダー
- 東京慈恵会医科⼤学 プライマリ・ケアのための臨床研究者育成プログラム修了
順天堂⼤学医学部の主任教授の⼭⾼篤⾏医師の⼿術が当院で受けられます。
⼩児外科に関するお問い合わせは、⼩児外科⼿術についてをご確認の上、お問い合わせフォームをご利⽤ください。

⼭⾼ 篤⾏ 医師
(⼩児外科)
Yamataka Atsuyuki
⼭⾼ 篤⾏ 医師(⼩児外科) Yamataka Atsuyuki
メッセージ
この⼦が⾃分の⼦どもなら、どのように診断し、いかなる⼿術を選択し、どのように術後管理を⾏うかを考えていく・・・
それが私の治療⽅針です。
⼩児外科は、その⼦に合わせた特別な⼿術が求められ、成⻑過程にある点も考慮しなければなりません。
⼿術を⾏う際には、あらゆる可能性を検討し、万全な準備をした上で臨みます。
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主な経歴
- 1985年
-
- 順天堂⼤学医学部卒業
- 同年順天堂⼤学医学部附属順天堂医院外科研修医
- 1987年
- 順天堂⼤学医学部附属順天堂医院⼩児外科助⼿
- 1990年
- 英国Liverpool王⽴⼦供病院留学
- 1991年
-
- 英国London Great Ormond⼦供病院留学
- 同年豪州Brisbane王⽴⼦供病院およびPrincess Alexandra病院留学
- 1992年
- 順天堂⼤学医学部附属順天堂医院助⼿
- 1993年
- 順天堂⼤学にて医学博⼠の学位取得
- 1994年
- 獨協医科⼤学第⼀外科講座助⼿
- 1995年
- 順天堂⼤学医学部⼩児外科学講座臨床講師
- 1996年
- ニュージーランドOtago⼤学付属Wellington病院⼩児外科留学
- 1997年
- 順天堂⼤学医学部⼩児外科学講座講師
- 1999年
- 順天堂⼤学医学部⼩児外科学講座助教授
- 2006年
- 順天堂⼤学医学部⼩児外科学講座主任教授
- 2012年
- 東京医科⼤学消化器・⼩児外科学分野兼任教授
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認定資格
- ⽇本⼩児外科学会認定指導医・専⾨医
- ⽇本外科学会認定指導医・専⾨医
- ⽇本内視鏡外科学会技術認定取得者
- ⽇本⼩児泌尿器科学会認定医
- 臨床修練指導医
-
その他
- Yamataka A, Lane G, Cazares J: Congenital biliary dilatation, Pediatric Surgery: Vol.1: General Principles and Newborn Surgery, 1st Edition, Puri P, ed, Springer, New York, 1145-1163, 2020
- Yamataka A, Miyano G, Azuma T: Laparoscopy-assisted pull-through for Hirschsprung disease, Atlas of Pediatric Laparoscopy and Thoracoscopy, 2nd edition, Holcomb GW, Rothenberg SS eds, Elsevier, London, 91-103, 2021
- 『スタンダード⼩児内視鏡外科⼿術 押さえておきたい⼿技のポイント』(2020年メジカル ビュー社)
- 『標準外科学第16版』(2022年医学出版)
- 『今⽇の治療指針2022』(2022年医学書院)
- 『⼩児外科看護の知識と実際 (臨床ナースのためのBasic & Standard)』(2010年メディカ出版)
- 『最強ドクターの奇跡』(2008年扶桑社)
認定資格

⼭⼝ 貴章 医師 Yamaguchi Takaaki
⼭⼝ 貴章 医師 Yamaguchi Takaaki
⽇本⿇酔科学会 認定指導医・認定医
⽇本専⾨医機構⿇酔科専⾨医
メッセージ
⽇帰り⼿術は、欧⽶では早くに普及してきた治療法ですが、⽇本においては病院側の都合もあり、認知度はあまり⾼くありませんでした。
⼿術終了後、全⾝⿇酔から覚めるまでの時間やその他の影響等に個⼈差が⼤きいという理由で⼊院⼿術を推奨されてきたという側⾯もあります。
こうした従来の問題点を払拭する⼿術が、当院における⽇帰り⼿術だと⾔えるのではないでしょうか。
⽇帰り⼿術を⾏うにあたっては、術者の腕と⿇酔科医の腕、その両者がうまくかみ合うことが何よりも重要です。
どちらが⽋けても良質な医療は実現できません。
今後も⼤橋理事⻑とともに、いち早く⽇常⽣活へ復帰していただけるよう痛みや苦痛を最⼩限に抑えた安全な医療を追求してまいります。
